お知らせ

「またここで産みたい」ご出産、おめでとうございます

Ki-chan

「またここで産みたい」—心から満足できたお産の記録 

ご出産おめでとうございます㊗️🎉

2人目から、石井助産院で出産してくださっているEさん。
今回も自然分娩を選ばれました。

助産院でのお産を選ばれる方は、皆さん「自分と向き合う覚悟」を持って来られます。
お産は、何度も自分と対話しながら進んでいくもの。
そしてその度に前を向き、乗り越え、強くなっていかれます。
だからこそ、皆さん本当にたくましく、想いも深くなっていくのです。

お産の前にこんな話をしていました。
「“痛い”という言葉を口にすると、痛みに意識が向いてしまうから、
“楽しい”“嬉しい”“ありがとう”などのポジティブな言葉に変えてみようね」と。

でも、Eさんは正直に言ってくださいました。
「痛いものは痛い!叫びたい!でも叫んではいけないと思っていました」と。

それを聞いて、私はお伝えしました。
「叫びたいなら、“痛い!”って叫んでいいんだよ」
そうやって気持ちを出すことで、お産は自然に進んでいきます。
お産に“こうしなければいけない”はありません。

その後、Eさんは思うままに言葉を発し、
「痛い!」と叫んだり、「このタイミングでみんなお風呂どうしたん?」と話したり。
まさに“Eさんらしいお産”でした。

上のお姉ちゃん2人も立ち会ってくださり、
生まれる瞬間には2人揃って「ぎゃー😱」と叫んでいました。
きっと衝撃的で、でも忘れられない瞬間になったことでしょう。
家族みんなで迎える新しい命の誕生。
とても素晴らしい体験だったと思います。

「またここで産みたい!」
そう思ってくださるのは、心から満足のいくお産ができた証です。
Eさん、本当におめでとうございました✨
楽しくて温かい、心に残るお産でした。
ありがとうございました。

💬 Eさんのご感想

1人目は総合病院で、2人目・3人目は石井助産院でお世話になりました。
3回目のお産でようやく、「自分の意思」と向き合うことができたと感じています。

石井先生はいつも「どうする?」「どうしたい?」と、私の意思を尊重してくださいます。
でも私はなかなか気づかず、“指示待ち”の心構えでした。
今回の妊娠中、不思議と自分で決めなければいけない場面が多く、
「この子は、自分軸の大切さを教えてくれているんだ」と気づきました。

1人目の時は、「今いきんで」「まだいきんじゃだめ」と指示に従っていましたが、
今回は先生の「今いきみたいんやな〜」という言葉に驚き、
“やりたいようにやっていいんや!”と思えて心が軽くなりました。

本当は「足が冷えるから温めてほしい」と言いたかったのに、
言えなかったことが少し心残り。
でもそれも含めて、「我慢していることが多い自分」に気づかされました。
これからは、自分の気持ちにも素直に目を向けていこうと思います。

周りの方々の支えがあってこそのお産。
頼ること、感謝することの大切さを学びました。
しんどくて、つらくて、苦しくて、痛い妊娠出産ですが、
終えたあとに「またここで産みたい」と思える助産院。
石井助産院は本当に不思議で、温かい場所です。

赤ちゃんを産むだけでなく、
私自身が気づきと成長をいただいたお産でした。
本当に本当にありがとうございました。

🩷
石井助産院では、一人ひとりの「自分らしいお産」を大切にしています。
心も体も、その人らしく。
あなたにしかできない“唯一の出産”を一緒に迎えましょう。

石井助産院 石井先生プロフィール
石井希代子
石井希代子
院長 助産師
プロフィールページはこちらから御覧ください。
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