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【理由】「更年期かな…?」と思った時に受けてほしい講座を始めたのは

Ki-chan

私は48歳で閉経を迎え、そこから52歳まで
まさに“魔の更年期”と呼べる時期を過ごしました。

子どもの思春期と重なったり、ストレスが続いたり…。
「私には来ないだろう」と思っていた更年期の症状が、突然やってきました。

特に辛かったのは 気分の落ち込み不眠
助産の仕事柄、どこでも寝られるタイプだった私が眠れない…。
その苦しさは今も忘れられません。
この経験で初めて、
“不眠で悩む人の気持ち”を心から理解することができました。


■ 私を救ってくれた「ただ、聞いてくれる存在」

そんな時、ある方との出会いがありました。
今でも私の心の支えになってくださっている方です。

その方は、私の話をただ受け止めてくれました。

「それは辛かったね…」
「苦しかったね…」

その一言だけで、張りつめていた心がほどけていきました。
誰にも話せなかったことが、次々と口からこぼれ、
気が付けば大泣きしている私がいました。

この時、初めて “楽になる” という感覚を味わいました。
共感してもらえること、言葉にできる場所があること。
それだけで、人はこんなにも救われるんだと知ったのです。


■ 自分を取り戻すまでに気づいたこと

話すことで心が軽くなると同時に、
私は大切な気づきを得ました。

・人のことばかり気にして、自分を大切にしていなかった
・気づかないうちに「自己犠牲」が当たり前になっていた
・子どもは別人格なのに、背中を押してあげる余裕もなかった

こうしたことに気づけたことで、
少しずつ前を向けるようになりました。

私は立ち直るまでに、4年 かかりました。
人によって必要な時間はさまざまです。
だからこそ私は伝えたいのです。

「焦らなくて大丈夫」
「その人のペースで進めばいい」


■ 同じ悩みを抱える方の力になりたい

この講座を始めたのは、
あの時の私のように “誰かに聞いてほしい人” が必ずいると感じたからです。

今日参加された方の中にも、

・今まさに渦中にいる方
・少し前に同じ経験をした方

いろいろな段階の方がいらっしゃいました。

身体的な不調やメンタル面のゆらぎがあるとき、
それを改善するための「食事」や「生活の整え方」もお伝えしています。

でも、それ以上に大切なのは——

話せる場所があること。 気持ちを出せる相手がいること。

これが、心を守る大きな支えになります。


■ 少しずつ、本来の自分を取り戻していきましょう

更年期は、
“自分を大切にすることを思い出す時期”でもあります。

・慌てなくて大丈夫
・時間がかかっても大丈夫
・少しずつ元気になれば十分

自分を大事にして、
自分をもっと好きになって、
好きなことに夢中になれる日々をもう一度取り戻しましょう。

また薔薇色の人生がやってきます。
私自身もそうでしたし、人生の先輩たちが口を揃えて教えてくれたことです。

その日を迎えるためにも、
どうか一人で抱え込まないでくださいね。


■ 最後に

あなたの気持ちを、誰かが否定することはありません。
ここは、安心して話せる場所です。

あなたのペースで、
あなたの人生を、
もう一度咲かせていきましょう。

ご参加いただき、ありがとうございました。
心からのエールを込めて。
🩷🤲🩷🤲🩷

★2026年も開催予定です。日程が決まり次第HPでご案内します。

石井助産院 石井先生プロフィール
石井希代子
石井希代子
院長 助産師
プロフィールページはこちらから御覧ください。
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