2020.03.01 2023.09.09

身体に染み渡るような、美味しい、心安らぐ食事を食べていただきたくて

ishiiU

今回ブログを書いて下さる寺田さんについて紹介させていただきます。

開業して17年目になりますが、
最初の３年くらいまでは
ほぼ自分(石井）で
食事作りもこなしてしました。
（主人も手伝ってくれました😜)

その後
ほぼ一人でこなしていくのに
限界を感じて、
出産してくださったお母さんに
相談していたら、
寺田さんを紹介していただきました。

寺田さんは
食材選び・食材の活かし方は
とてもセンスがあるなぁーと
思っていました。
私のレベルとは大違い❗️でした。

その時に初めて『重ね煮』
というのを聞いて
それから私も
食に対する興味も出てきて
色々学び始めるきっかけ作りに
なったかなぁーと思います。

寺田さんも県外に行くことになり、
別の方がお二人ほど長年お手伝いして
いただいたこともありました。

今は寺田さんも
奈良に戻ってきてくださり、
寺田さん以外にも
何人か担当して下さっていただいているので、
寺田さんのご負担が軽減されたかなぁーと思います。

産後の回復と
母乳の分泌を促し
トラブルを防ぐ食事作りを中心に
担当者の方にはお願いしています。

寺田さんのブログです↓

こんにちは、食事担当の寺田です。

1月2月の出産スケジュールが完了し、
ホッとしています。
とにかく最近、どんくさくて。
入院さんが
一人から二人に増えただけで、
魚を一匹買い忘れたり、
品数を間違えてたり、
てんてこまいですσ(^_^;)

昔はこうではなかったなぁ…
と思いながら。
今は沢山のスタッフがいてくれる事に
感謝して
お仕事を続けさせていただいてます。

子供の頃から食べるのが大好きで、
他所で食べた物を
自分で作ってみたいと思ってました。
お菓子作りも好きでした。
中学生の頃には
ジャガイモコロッケを
カボチャに変えたり、
とアレンジしていたのを覚えています。
とは言え、
腕は全く（笑）、
結婚した時は酷いもので、
公民館の自然食料理教室に行ったり、
義理母に教えてもらいました。

子育てし始めてからは
食が大事だと、
来る日も来る日も台所に立ち続けてきました。

私自身も
乳腺炎を起こして食事に困り、
油分の調整や除去食をしても
満足できるよう、
様々な工夫をしてきました。
それらを生かして、
食事作りができ，
喜んでいただけるのが有難いです。

元気そうなお野菜を見つけては、
炒めたら美味しそう〜、
蒸して出汁に漬ける？
塩味にする？だとか。

お魚を見て、
煮るか？
蒸すか？
焼くか？？
だとか。
食材選びに
一番時間がかかってるかも⁉︎です。

芽吹きの季節…春。
今は山菜が出てくるのを
楽しみにしています。

旬の新鮮な食材を探して。
なるだけ、
その土地の食材を使って。
最小限の調味料で
素材の味を生かして。
出汁の味を生かして。

出産という大仕事を終えられたお母さん…
身体に染み渡るような、
美味しいな、
と心安らぐような食事を
食べていただけたら…
と考えています。　
～寺田より～

石井助産院では、
次世代を担う子供たちの食事は
とても大事だと思っていて、
その意識を少しでもお母さんたちが
持っていただけたら…と思って、
妊娠中から、
いや、
妊娠前からの食に関する講座も
させていただき、意識の変革を
計っています。
(例：陰陽調和料理・
重ね煮・東洋医学の
観点からの食講座等）

実際、妊娠中に
食を意識して
生活してくださっている方は
ツルンって産む方は
多いですし、
出血も
少ない方が
多いですね～

出産されるお母さんたちには、
食に関する事前アンケートも
取らせていただいています。

好き嫌いの食材は❓
いつも食事で心がけている事は❓
食によって改善したい事は❓

など記入してもらった上で、
担当者の方には、
メニュー作りから調理・配膳まで
お願いしています。

ご出産されたお母さんと
担当者の方の会話の中からも
そのお人柄や
想いなども食事の中に
含まれていると思います。
その想いも皆さんが
感じて食していただけると
嬉しいと思っています。